ダボス会議
1月下旬にスイスで行われたダボス会議にて
1200人の中から選ばれた世界の若者代表の6人の中に
「日本の若者」としてフィリピン人女子高校生が出席しました。
彼女は両親がフィリピン人でマニラで生まれ育ちましたが、
2歳の時に来日したそうです。
会議では、古着の再加工や販売を途上国の若者が行えるように
小口融資事業を興したことを説明しました。
そして、先進国の若者も古着のデザインなどで協力することで
「異なる世界の人が互いにかかわり合い、社会を良くしよう」
と主張し、喝采を浴びました。
彼女が社会改善のための活動を始める原点となった理由は
フィリピンで同年代の子供が巨大なゴミの山で衣服や食料を
探している姿をみて豊かな日本と貧しいフィリピンの違いを
肌で感じた事がきっかけになったそうです。
とても立派だと思いました。
国籍とは異なる日本代表となりましたが、選ばれた理由がよく分かります。