方向転換
日立製作所がTV生産に見切りをつけて
自社ブランドの生産から、最先端の省エネ・高画質技術を
直接、世界の新興メーカーに販売する「知的財産権ビジネス」に
軸足を移す事になりました。
確かに最近は薄型テレビの値下げが急速でこの方向転換は
他のメーカーにも影響を与えるかもしれません。
日立は新ビジネスで上半期の黒字転換を目指します。
テレビの委託生産で世界3位のベステルで日立のスリムブロック方式という
技術を使ったベステルの自社ブランド製品などに対して技術使用料を得る契約です。
これにより中国などの新興メーカーにも販売し、2011年下半期にこうした技術料で
数十億円の利益を上げる計画だそうです。
確かにこのままTV生産に基軸を置いていてもどんどん取り残されていってしまうかも
しれません。
ビジネスで生き残っていく為にはこうした方向転換は勇気がいるかと思いますが
先端技術を海外の商品に活用するという発想は
低迷した日本のTV産業界では新たな飛躍になる可能性があるような気がします。
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