思わぬお客様です。
東京湾は沿岸部分の工業化が進むにつれ環境汚染問題が深刻となっています。
現在は、残った干潟を環境保護団体が再生を試みていたり、
テレビ番組で人工的に干潟を作ってみようという試みがあったり、色々なところで
東京湾を保護しようという試みはあります。
先月、アスファルトが流出してしまい、アサリとノリの影響が心配されています。
暗い話はこれくらいにして、先日千葉県の木更津市に、
本来であるならば紀伊半島及び瀬戸内海の沿岸にかけて棲息している希少種の
「ハクセンシオマネキ」というカニが発見されたそうです。
実はこのカニが東京湾で発見されたのは初めてではなく海を挟んで反対側の
三浦半島でも発見例があるということで、専門家の先生によると、潮の流れに乗って
ここまでやってきて、少しずつ棲息範囲を広げているのではということですが
まだはっきりとはいえないようです。
たまにはこういう事もあってもいいのだと思います。
ちなみにこのカニですが環境破壊が原因で2006年現在絶滅危惧Ⅱ種に指定されていますので、
海岸でみかけたとしてもそっとしておいてあげてください。
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