路上生活のおばあさん
今日はとても寒くて家の中にいても手がかじかみます。
そんな日でも家のない人は外で寒さに耐えしのんでいる人も
いるかと思うとどんなに寒いのかと気持ちが落ち込みます。
以前駅の近くのビルで働いていた事があり、見晴しがよかったので
よく窓から外を眺めていました。
しかし、真下を見るとおばあさんがいて
夏も冬もそこにいるのです。
どうやら帰る家もなく路上で生活しているようなのです。
日本の夏も冬も温度差がはげしく外にいると著しく体に堪えるのに
ずっと外にいるなんてどんなに辛いか想像がつきません。
職場でもそのおばあさんの事が話題になる時があり
どうやら自ら家を捨てて路上生活を始めたようです。
お金もしっかり持っていたのですが、盗られたとか。
そんな苦しい生活をしているおばあさんからお金を盗るなんて
ひどい人もいるものだと心が痛みます。
しかし、コンビニから出てきた女性がそのおばあさんに
お弁当を渡している姿を目撃した事もあります。
おばあさんはニコニコしながら何度もお礼を言っていたのが
印象的です。
私はいつも見ていてかわいそうと言っているだけで
何も行動に起こせずにいます。
でも冬は寒いからと家の使わない毛布をあげようかと
考えた事があるのですが、ありがた迷惑なのではないかと
いう思いもありなかなか出来ません。
そのお弁当をあげていた女性の思いやりは本当に素晴らしいと
思います。
言葉ではいくらでもいいことは言えますが、実際はどう動いたかが
大切なのだと思います。
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