お手柄です
今、カッコよすぎると全米で話題になっている2人の
少年がいるそうです。
それは、アメリカ・ジョージア州に住むイーサン・ウィルソン君と、
ロッキー・ハート君という10歳と9歳の少年たちで、2人は2013年
3月11日にボールを使って外で遊んでいたのだそうです。
その時、2人が遊んでいる目の前の家でスザンナ・ロームさんの
生後12週間の赤ちゃん、アイザイア君が、急に呼吸をしなくなって
しまったそうです。お母さんであるスザンナさんはこの異変に気付くと
パニック状態に陥ってしまったのだそうです。
急に自分の子供が呼吸をしなくなってしまったら、誰だって
パニックになってしまいますよね。
スザンナさんは携帯を探しても見つからなかったため、外に出て
「誰か救急車を呼んで!」と大声で叫び、それに反応したのが、
イーサン君とロッキー君の2人だったのだそうです。
最初は叫び声にびっくりしてしまったそうなのですが、すぐに
2人は助けるために行動に出たといいます。
イーサン君は警察に電話して家の外で救急車の到着を待ったそうです。
そして、ロッキー君はスザンナさんと家の中に入り、スザンナさんに
心配蘇生法をやるようにと指示を出し、アイザイア君の応急処置に
あたったそうです。
2人にはそれ以前の面識は無かったそうですが、ロッキー君がとても
自信を持っていたためすぐに指示に従ったのだとか。
その甲斐あって、アイザイア君は無事に病院に運ばれ、助かったそうです。
スザンナさんは「もしロッキー君が蘇生法を教えてくれていなかったら、
私の赤ちゃんは今、ここに生きていないでしょう。彼らには本当に感謝
しています」と話したそうです。
ロッキー君は取材の最後に「僕たちの事がニュースに出ようとも関係
ありませんでした。僕たちはただ、赤ちゃんが救いたかったんです」と
話したそうです。
ちなみに、2人の少年は小学校の食堂に吊るされていたポスターから、
心配蘇生法を学んだといいます。
見て学んだことを実践できるだけでもかっこいいと思うのですが、
2人の残した言葉も、とてもかっこよくて素敵だと思いました。
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