日本でも至るところに設置されている標識や看板というと
速度標識であったり、工事中を知らせるものであったり
場所によっては動物が飛び出す可能性があるなど、注意を促す
ものが多いのではないかと思います。

タイのチャーン島というところでは「要注意：この先の道路には
問題があります。危険」とだけ書かれた看板が置かれた道路が
あったそうで、一体どんな問題なのかと興味を持った人が進んでみたそうで
その道路を撮影した写真が掲載されていました。

掲載されている写真を見るかぎりでは、田舎の山の中の道というような
印象を受けました。道路わきには木や草が多く生えていましたが、
問題があるようには見えませんでした。

しかし、掲載されていた写真がその問題のある部分になると
道路が陥没したように大きな穴が開いていました。
さらにその穴に近づいて撮影された写真を見ると道路が完全に
崩れ落ちてしまっていて、通れるような状態にはなっていませんでした。

確かに、通れる状態になっていなければ、それは道路としては問題が
あるのだとは思うのですが、それなら通行禁止、というような内容に
看板を変更した方が良いのではないかな、と思いました。
しかし、どうやらこの看板を置いたときには道路にできていた穴は
小さいものだったため、注意を促すような内容になっているようです。

この道路があるタイのチャーン島は熱帯雨林なのだそうで、大雨で穴が
少しずつ大きくなってしまったのではないかと思います。
「微笑みの国」といわれるタイですが「注意」の看板を見たら
命に関わるくらいの危険もあり得る、と覚悟しておく必要がありそうです。

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