現在、世界が一番おびえている病気、致死率50%以上の
エボラ出血熱は国連が「60日以内にこれに勝てなければ人類は負ける」
と発表するくらい重大な病気であります。

そんななか、なんと日本の富士フィルムから販売されている
インフルエンザの治療薬「アビガン」が早期限定ですがエボラ出血熱に
効果があることがわかりました。
このアビガンですが、仕組みとしてはウイルスの増殖を抑える働きを持ち、
新型インフルエンザなど、どのインフルエンザワクチンも効かないと
国が判断した場合にのみ市場にでるという特殊な形態のお薬です。

これをエボラウイルスに感染した人に投与した結果、回復に向かったという事で
現在、緊急で生産されているようです。
ただ、臨床データが一つしかないので、効果を確認するため、
これから西アフリカにいって投与に入るようです。
また、アビガンだけに限らず、世界中の未承認薬が
エボラウイルスに使われるようです。

逆に言えば未確定なものでもとにかくつぎ込まないと
人類が危ないという証左でもあるのですが、
とにかく、医療機関の皆様には頑張っていただきたいものです。

エボラ出血熱は空気感染はしませんが、接触感染はしますので
とにかく早く収まってもらいたいと思ってます。
でも空気感染しないのにどうしてこんなに広まっているのでしょう。