小型無人飛行機、ドローンはかなり安く購入できる機械です。
ラジコンヘリなどと比べて空中での静止などの動作が簡単なため
たとえば動物達の生態調査や建物付近の空撮に利用されています。

反面、比較的安価で手に入ること、操縦が楽であることから
ドローンを使った盗撮の可能性を指摘されたり、
未熟な操作者がドローンを墜落させてしまうケースも指摘されていました。

そして実際に、放射性物質を積んだドローンを官邸の屋上におとしたり、
善光寺のお祭りでドローンでお祭りの様子を撮影しようとして
墜落させてしまい、危うく怪我人がでる所だった事態もありました。
前者はともかく、後者は絶対にやる奴はいるだろうなとおもっていました。

さすがに（特に前者で）事態を重く見た政府はドローンの購入は
登録制にし、官邸など国の重要機関の近辺での飛行は
できないようにするために法改正の準備に入っているようです。

現在はドローンはある程度操縦者がある程度近くにいないといけませんが、
これから技術が進歩していくにつれて、東京の自宅で
横浜の撮影をする、ような遠距離も可能になるかも知れませんし、
けが人が出る前に早めに規制できてよかったのではないかと思います。

農薬の散布などに使う、産業用のラジコンヘリは操作に資格が必要でしたし
不慮の事故を防ぐためにも資格とか講習とかを多く行うようにして
登録制にしたりして、ルールつくりを早めに行うような仕組みにすれば
もっと安全に、便利に利用できるのではないかなあとおもいます。