会社には色々な電話がかかってきます。
会社の電話にはいろいろな人から電話がかかってきます。
電話に出てみないと相手がどんな用件で電話をかけているかわかりません。
また、かかってきた電話のなかには対応してはいけない電話や、
お客様やクライアントになりすました電話の場合もあります。
例えば「先日、御社のサービスを利用した時に、来てくれたスタッフの人に
とても丁寧に対応してもらいました。その人にぜひともお礼を言いたいのです。
20代で独身の人なのですが、お名前を教えてもらうことはできませんか?」
と、いうようなお電話がかかってきたとします。
一見、このお電話は、とてもありがたいお電話のように感じると思います。
会社のサービスを利用しているお客様であり、「対応が良かった」
「お礼が言いたい」とうれしいお言葉までいただいています。
しかし、よく考えてみますと、なぜ相手はスタッフの名前を知らないのに
「20代」で「独身」だと知っているのでしょうか。
実は、この手の電話は、自社の営業に使うためにその会社に在籍している
社員の名前を聞き出しそうとしている場合があるのです。
例えば会社の中で20代で独身の社員が一人しかいなかった場合、
つい、「あ、田中ですね」と名前を教えたとします。
相手が次回電話をかける時は田中さん宛にかければ電話を取り次いでもらえますし
個人情報を流して悪用することだってできますね。
少しでも怪しいなと感じた時は、
「担当した社員に確認して、後ほどお礼の電話をいたします」
と応対して、個人情報が流出しないように気をつけましょう