電話対応では、度々心理学の考え方や手法を使うことがあります。
その一つに「セルフマニュピレーション」と呼ばれるものがあります。
聞いたことがないと思っている人もいるかもしれませんが、
電話ではとても大切な考え方でもあります。

セルフマニュピレーションは、
態度や言動によって受け取り方が変わることをいいます
電話で話をしている時に自信を持った態度や言動をする人ほど
周囲からの評価が高くなるというものです。
その逆で落ち着きがない人や声が小さい人は、
自信がなくて評価をしづらい人だと思われてしまうのです。

例えば、商品やサービスをおすすめするような電話で、
お客様のご機嫌を伺うような自信のない話し方をする人よりも、
自信を持って話をしているほうが信用できる人だと思いますよね。

もちろん早口になれば、自信のないようにも聞こえてしまいますが、
電話でお客様に聞こえる声や話し方を意識するだけでも
印象を大きく変える可能性があるのを覚えておいて欲しいと思います。

電話は相手の顔が見えないからこそ
話す言葉の一つ一つに注意することが大切です。
心理学の手法や考え方の知識を付けておくことで聞こえ方が変わるので、
そういった勉強もしていきたいと思います。