電話では自分の話しやすい音域でお話しましょう。
電話ではお客様が聞き取りやすいように、
普段話している声よりも1段階高く話すべきだといわれています。
でもこれはその人の声の質によっても違います。
私はもともと声が低く、そのままの声で話すと
電話では聞き取りにくいといわれる声質です。
でも無理に高い声で話そうとすると声が裏返ってしまったり、
焦って心の余裕が持てなくなってしまいます。
高い声で話すのは思いの外エネルギーを消費しますし、
電話1本に出るだけで疲れてしまいます。
そして、そんなときに限って次々に電話が鳴ります・・・。
それなら無理に高い声を話すのではなく、
ほんの少し高めにして明るい声を意識するだけでも電話の印象が変わります。
無理もしていないからこそ、電話の内容に集中できますし、
ミスも少なくなり、声が裏返ってしまう心配もありません。
電話では「こうしたほうがいい」などのマニュアルなどもありますが、
すべてをそのまま実践するのは難しいものです。
電話だからと意気込みすぎずに、対面と同じような感覚で
お客様に伝えられるほうがいいのではないかなと思います。
誰だって自分のペースを崩さすに話したほうが、話しやすくなります。
自分が落ち着いた対応ができる方法を模索していくことも
重要なことだと思います。