電話対応について新しい部下に教えるとき、
ちょっと教えるだけですぐできる人もいれば、

何度教えてもうまくできずに苦戦する人もいます。

同じ年代で同じマニュアルを読んでいても器用にこなせる人もいれば、

そうでない人もいると思います。

電話対応だけに限らず、社内の仕事を教えたときも同様で

すぐに覚えられる人はほとんど手がかかりません。

一見、手がかからず覚えの早い部下のほうが
「仕事ができる」と思いがちですが、実際は入社したあとに
どのぐらい努力したのかによっても変わってくると思います。

もともと電話対応に自信がある人だと、
「なんとかなるでしょ」の気持ちが強い分、

注意されてもケロッとしていて努力が苦手な人も多い気もします。

器用な人ならではだと思うのですが、

不器用な人のほうが最初はうまくいかずとも一生懸命努力します。

そのため1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後と時間が経ってからみてみると

不器用な人のほうが一気に上達していることも珍しくありません。

仕事はもともとのスペックに限らずどれだけ努力でき、頑張ったのかによっても

成長度合いは変わってくるものだなと感じます。

できないと落ち込んでいる時間があれば、

前向きに仕事を覚えるにこしたことはありませんね。