電話対応をしていると、とっさの言い回しで慌てることがあります。

例えばよく使う表現の一つに「させていただきます」があります。

電話の言い回しとしては丁寧さもあり柔らかい表現になるので

何かと使い勝手のいい言葉です。

でもとっさに言葉にしようとすると、

慌てて「さしていただきます」などと言い間違えてしまったり
うっかり噛んでしまって言葉にならないこともあります。

どんなに丁寧な言葉であっても、噛んでしまっては伝わりにくくなってしまいます。

そんなときに使えるのが、単語ごとに区切って息を吐きながら話す方法です。

たとえばさせていただきますについても「させて」で一度区切って

「いただきます」と2回に分ければ、噛んでしまうこともありません。

むしろ聞き取りやすくなるので、お客様に親切な言葉の言い回しになります。

言葉を噛んでしまいそうなときは

あえて無理に一言で話さずに、区切ることを意識すること。

一つ一つの単語をしっかりと発音するだけでも、

噛んでしまう心配がなくなります。

電話で何度も失敗するよりも、もっと伝わりやすさを意識した話し方をするだけでも

電話の印象が変わっていくのではないかなと思いました。